seattle

シアトルに行ってきた。木・金・土・日と3泊4日の旅からただいま帰宅。
木曜日(11月11日)はRemembrancedayでカナダは祝日、金曜日は1日お休みをもらって、土・日 とホストファミリーと共に、彼らの友人宅(In Seattle)ですごしてきた。
そして今、少し浦島太郎にもにたような・・・そんな気分。

いつからだったかもう覚えていないけど、ずっと前から行きたい行きたいと思っていたアメリカについに足を踏み入れた。
往路、ボーダー周辺の道路は大変な混雑で、越えるのに2時間という渋滞。やっとたどり着いたボーダーでは、カナダ人はパスポートを見せるだけで越えられるのに、日本人の私はImmigrationによって6ドル払わなければならずさらに30分ほど待たされた。
そんなこんなでボーダーを越えたけど、ボーダーを越えただけではなにも変わらなかった。
(そりゃあ、当然のことではありますが・・・)
同じような道路、同じような建物が視界を過ぎていく。
もはや国境のないマクドナルドやスターバックスも軒を連ねる。
イチローも見かけなかった。(笑)
さらにはカナダで一般的なスーパー《SAFEWAY》までも見ることができた。
昼食をとるために立ち寄ったショッピングモールのフードコートも、カナダのそれとそっくりだ。
だけど、なにか違う、似てるけどチョット違う、そんな印象を受けた。
全体のつくりがカナダより少し派手でけばけばしいような、
そして、そこに集う人々がちょっと違うような。
私の表現方法はしばしば誤解を招くので、細かいコメントはここでは差し控えるが、簡単に一言でその印象を表現すると・・・
アメリカの人々はオイリーな感じ:カナダの人々はさっぱした感じ といえる。

4日間私はアメリカのお家にステイしたわけだけど、特に観光に出かけたりはしなかった。
ホスト達は、久々に会った友人とつきない話に花を咲かせていた。
Lawyer2人とそのだんなさん達の会話はとにかく早くて速くてとてもついていけず、ただひたすら眺めているばかりだった。(たまにうなずいたり、笑ったり。)
そしてその家にもちびっこが2人、こちらのちびっこ2人とちびっこ同士すばらしいときを満喫したようだ。
みんな自己主張が激しいからとにかく泣いたり笑ったりと大忙しで、ジャングルにでもいるかのようなにぎやかさだった。
私はそんな彼らとひたすら時を過ごし、子供達の世話に追われていた。
外に出たのは2回だけ。
子供達をつれて子供博物館に行った。
近隣の子供達を沢山引き連れて近くの公園に行った。
シアトルとはそれほどカナダに近い存在らしい。
いつでもこられるから、観光しようとかそんな感覚ではないのだ。

いろんな意味でなかなか出来ない体験をしたと思う。
この4日間長かったような短かったような、日常的だったような非日常的だったような不思議な感覚。
気づかされたり、考えたりして、すこし自分の人生をしぼれたかもしれない。

何はともあれ私がアメリカに進出できたことはめでたい。
シアトルはカナダより良くも悪くも刺激的で、遊びにいくにはおもしろそうだ。
また改めて観光で行きたいと思う。
(住むにはカナダの方がよさそう。)