一時帰国物語【下】〜東京編〜

気づいたら東京でした。
あっという間のバスの旅。起きてみたらよく知ってる景色たち。
愛知は未知の地だったので、帰郷感がありませんでしたが、
ここにて故郷を感じました。

東京は…愛知県よりさらに暑かったっす。
しかもバスで中途半端に寝たせいか、ちょっとクランキーになって、少し頭痛に苦しみました。

しかしなんといってもよく知っている東京駅!
そっから山手線でちょちょっと自宅まで。
愛犬ロッタと祈願の再会♪やっぱり可愛いかった。
感動的な再会でした。
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そして家族との再会もつかの間。
その夜は、友人が彼の従弟(東京在住)の家に滞在するので、
私もディナーに招待していただいておりました。
つかの間の再会時間内で、出来る限りいろんな話したから、
ただでさえ早口な私がさらに早口に。
私の口はフル回転!タブン自己ベスト更新!新幹線よりも速かった。
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東京滞在中、立派に東京ツアーガイドの役目を果たさんと、
私は家中を物色。
すると、
東京国立近代美術館の券
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なんと東京ディズニーランドの券を発見!
友人を連れて行ってあげました。
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東京ディズニーランドとLAディズニーランドとの比較検討結果…
ダンボ以外は、東京ディズニーランドのほうがチョットいいねという結論になりました。
(ダンボはLAの方が高く飛んでおもしろいとのこと)
あと、東京ディズニーランドのほうが、掃除が行き届いていてきれい。
ペンキもこまめに塗り替えられているようで色あせもないし、徹底した夢の世界を演出してますね。

会わなければならなかった人にも会えました。
やりたかったこともやりました。
食べたかったものも食べました。
力の限り東京を楽しんで、いざカナダへ帰らんとする旅路。
事件発生。

成田空港まで最安値で行こうと試みていた私たちだったのですが、
ちょとした手違いにより、電車をつかまえそこねました。
このままだと飛行機の時間に間に合うかどうかという状況。
困りました。
こんな緊急時、携帯をもっていればすぐに乗換え案内を検索して、次の策を講じるのですが、
携帯無しでは駅員に聞くより他に方法がありません。
しかし、出来ればそのときに乗っている電車を降りたくなかったんです。だって時間がないんだもの。
そこで近くにいたおばちゃんに聞いてみました。何か良い方法知ってるかな?と思って。
でも彼女は知りませんでした。
すると次の瞬間、私達の会話を聞いた別の人が、彼女の知っている情報を提供してくれました。
少し情報を入手できて、なんとなく前が見えかけてきました。

しばらくすると、突如、別の人が話しかけてきました。
「成田空港にいかれるんですか?」と
私がハイと答えると、彼女はさらに役立つ情報を丁寧に教えてくれました。
なんて親切な人たちなんだ!と感動していると…

若めのサラリーマンっぽい人が
「あの〜僕今検索してみたんですけど…」と、
携帯電話をもってきて私に見せてくれました。
彼の携帯電話で現地点から成田空港までの最善の行き方を検索して下さっていたのです。

「あっ、じゃあ次の駅で下りるんですね?!」「どうもありがとうございました!!」
などとあわただしくしかお礼をいえませんでしたが、
このようなみなさんの暖かいご支援により、
無事に成田空港に到着、今こうしてカナダに戻ることが出来ました。
ずいぶん人を巻き込んでしまいました。
この場でもまたお礼申し上げます。

なんて素晴らしい国なんだ、日本!
この国…なんていい国なんだ!
心から感動した日本一時帰国でした。