KATARAGAMA 3


ホリデーハウスの裏には、
3頭の子牛がいました。
なにやら、オーナーが
食肉用で殺されそうな牛を救うべく3頭買い取ったとか。
スリランカでは、そういう行為が徳を積むと考えられていて、
お金がある人は結構やるみたいです。


殺されて食べられてしまう前に、そのかわいそうな牛を買い取って…


まあ、そこまでは良いとしましょう。


その後です。


みんな、その買い取った牛を逃がすから、コロンボの町はのら牛だらけなんです。
それって、本当にいいことなの?って思うのは私だけでしょうか??
めつれつだーーーって叫びたくなるのは私だけでしょうか??

とりあえず、
このホリデーハウスでは、逃がさずに飼っているようで、
この子達かわいかったんです。
一頭、ロッタに似た子がいたので、「ロッタ♪ロッタ♪」って話しかけてみたら、たちまち友達に!
でもゆっくりはしてられません。
この日のメインイベントはこれから。
ほんとに
ほんとに
ほんとに
ほんとに
サファリパーク

Yala国立公園という大きなサファリがあって、野生の動物が沢山みれるのだ。
ホリデーハウスのラメッシュ君が用意してくれた、水筒とお菓子を積み込んで、ジープでGO!!


走り始めると…
ここで凄いサプライズが!!


なんとこのジー








とばすとばす!!
最初はびっくりして、何が起こったかと思ったけど、
ジェットコースターだと思ったら、超楽しくなって、
もしかしたら今回の旅で一番面白かったのはこのジープライドかもしれない。

サファリが見えてきた〜。キレー!すごい広さ〜。

おっ、あなたはここの住人ですね!?

サファリの中に入ってからはさすがにそんなに飛ばさないけど、
道がすごいガタガタだから、相変わらずの乗り心地。
そしてこういう見ごたえのある動物を見つけると急ブレーキ☆
遊園地の乗り物だと思うしかない♪

野生のいのししだあ
って思ったら…

しし神様もいる〜。

スリランカといえば孔雀ね。

あらデート中ね。

君達は喧嘩したのかな。

水牛。まさに水牛。

あなた小さすぎない?

でか〜。
だんなちゃんが、「こういう一頭だけでいる象は危ないんだよ。群から追い出されて機嫌が悪い可能性がある。問題児だから追い出されたのかもしれないし。」って言ってたけど、よく見ると、鳥くんと仲良いみたい。

ファミリー♪

と、ここでビーチ休憩。

サファリの中にきれいなビーチ。
素敵〜。
持ってきた水筒とお菓子を広げて優雅〜。
でも実はこのサファリ一帯はあのスマトラ沖地震の際に大津波に襲われて、多くの方が亡くなったそうです。
その当時、スリランカの人たちは、津波というものの存在すら知らなかったそうで、
このときの私みたいに無邪気にビーチでお茶していた人達は、突如海面が急上昇して襲いかかってきて、なすすべもなかったそうです。
このビーチにはレストランも2件ほどあったそうですが、今はその跡が少し残っているだけでした。


気を取り直して、再出発。
すると、
ここにもまたロッタが。

しばらくすると、なんだこの騒ぎ??

なんだなんだ。
みんな何を見てるんだ。

トラだー!!!!!
さすがに見ごたえある〜。
見られてるって分かってこんな粋なポーズしてるのかな??
かっこいいー。
という騒ぎの中で、
気を取られた私たちの運転手は、
前のジープに
ゴン!
あれ、今ゴンって言ったけど…
みんな私ほどは気にしてないみたいね。
じゃ、私も気にしなーい。


あとから、運転手は曲がってしまったナンバープレートを一生懸命直していましたが、それ以外には気にすることは何もないようです。


ところかわればね。
もう、こんなことでうろたえないよ、私。


こうして、宿に戻ったときにはすっかり日も暮れていました。
翌朝は、

朝食前にちょっと徘徊。

そして素敵な朝食。
ここのサービス凄く良くて、
ご飯もおいしくて、
5スターホテル級のホスピタリティでした。感謝。

左から
ここをキリモリしているラメッシュ君・コックのエドウィンさん・
新夫・新妻・私  (撮影;だんなちゃん)
また来たいな、カタラガマ。
高速道路に乗る前に…

やっぱこれね。


満足。