感情が忙しい

昨日は大仕事を終えた。
先生方向けにプレゼンテーションをした。
先週からずっと、普段通りの授業の準備+プレゼンテーションの準備で、
金曜日からはあまり寝られない生活が続いた。


プレゼンテーションをやってみないかという提案をいただき、
ここでの仕事のまとめとして、自分の為になるに違いないと、
やってやろうと覚悟を決めた。


思えばプレゼンテーションなんて、久しぶり。
プレゼンテーション資料の作成に涙していた時期もあったなあ…、
と資料作りにとりかかると、
やや、色々忘れてる。
エクセルの使いかた忘れてる。
あんなことができたはず…はてどうやって?
こんなことができたはず…はてどうやって?
ごちゃごちゃごちゃごちゃいじくって、
とりあえず今回必要な機能くらいは思い出せたけど、
よけいな時間かかったぜ。
てやんでい。




結果は、まあ成功といえると思う。
資料は全力で書き上げたけど、
発表はなんだか余裕のないものになってしまった気がする。
実際余裕なかったんだけど。
もう少し時間があったらな。
あと2時間あったら、もっと、余裕をもって臨めたな。
でもベストは尽くした。
今回は本当にこつこつやったと思う。
えらいぞ私。新年の抱負を着実に実行している。






そして、
今日はここでの最後の授業が終った。
終わってしまった。


思っていたよりすごく悲しくて、
悲しくて、
悲しくて、
びっくりした。


今週は全てが最後の授業だった。
授業が終る瞬間、
いつもは無意識に次の授業のことを考えてた。
今日ここがこうだったから、次はこれをやったほうがいいなって。
でも今週は、毎回授業が終るたびに、あ、この先ないんだっ!って。
思えば私はここで、
彼らに着々と日本語力を植えつけることばかりを考えて暮らしてきた。
手塩にかけて育ててきた子供を途中で捨ててしまうような気分だな。
ってそんな経験ないから分からないけど。
でも、寂しくて、悲しくて、恋しい。


こんなにやりがいのある仕事ってないかもな。
素敵な仕事だわ。
授業の準備に追われていた自分が既に恋しい。
やっぱり、日本語教師は絶対続けるぞ!と改めて思ふ。